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第二章 24  二人の死闘・限界を超えろ!

Auteur: KAZUDONA
last update Dernière mise à jour: 2025-12-20 07:57:34

 黒く重々しい空気が周囲を包む。オロスから姿を奪った恐らくは上位の魔人、その悪魔から呪いの様に埋め込まれた悪を具現化したような因子。倒れた元団長格の2人の体からその禍々しい瘴気が立ち昇る。

「クカカ、マダ……終ワランゾ……」

 全身をドス黒く染め、赤く目を光らせながらのそりと立ち上がるカマーセ。

「ククク、我ラハ王家ヘト……復讐ヲハタス」

 同様に立ち上がるコモノー。もはや人間だった面影も確固たる意識すらもない。悪意そのものが蠢いているのだ。体中から瘴気を撒き散らし、辺り一帯を黒く染め上げていく。周囲の人達はそれに飲まれて苦しみ始める。

「エリック、魔力を全身に!」

「おう、くっ……確かにこいつらと向き合ってるだけで吐き気がするぜ。あの二人から対処法を聞いてなけりゃヤバかったな」

 二人は精神を集中させ、全身に魔力の防御膜を張り巡らせる。

「クレアさん、周囲の人達を非難させて! 悪意に飲まれるわ!」

「魔力が使える奴は自分の周囲に魔力を張れ! 気分が悪くなるぜ!」

 二人の大声の指示を聞き、恐怖を振るい去って全力で魔力を張るクレア。そしてそのまま騎士団に指示を出す。

「この二人の言っ
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